日本三古湯として「日本書紀」や「枕草子」の中にも登場する有馬温泉。歴史上の多くの偉人や文化人にも愛されてきました。そんな有馬温泉で、約700年もの歴史をもつ宿が「兵衛向陽閣」です。宿の名前にある「兵衛」は、かの豊臣秀吉が名付けたと口承されるほど。
有馬温泉の中でも高台に位置する「兵衛向陽閣」では、東西南北4つの宿泊棟から、それぞれ異なる有馬の表情を楽しむことができます。
目 次
有馬温泉ならではの“美肌の湯”、金泉を大浴場で満喫

有馬温泉には金泉・銀泉がありますが「兵衛向陽閣」の大浴場には「金泉」を湛えています。地下深くから湧き上がる有馬の金泉は、海水の1.5倍の塩分を含んでおり、保湿・保温効果に加え、疲労回復も期待できるのだとか。そのうえ鉄分も豊富に含まれているため、地下深くでは無色ですが、湧出して酸素に触れることで金泉特有の赤褐色に変化します。

色浴衣のレンタル(1着1,100円(税込))を利用し、お気に入りの浴衣を身にまとっての湯巡りもおすすめ。

金泉が楽しめる大浴場は3つあり「一の湯」は、格子天井が美しい伝統的な内装が特徴的。内湯と露天風呂、サウナを備えています。

「二の湯」はがらっと印象が変わり、古代ローマの宮殿のよう。こちらにも内湯・露天風呂・サウナがあり「一の湯」と「二の湯」は、日によって男女入れ替えとなっています。

独立した「三の湯棟」に佇む「三の湯」は、日本庭園を望む湯治場風の造り。内湯と露天風呂を備えています。

また「三の湯」に併設されている2つの貸切露天風呂「朝霧」「夕霧」(予約制・有料)では、周りを気にすることなく金泉の湯を堪能できます。
旅のスタイルに合わせて、和洋様々なタイプから選べる客室

宿には13タイプのお部屋が用意されており、シーンや人数によって幅広く対応可能。なかでも、「東館」「西館」「北館」にそれぞれ1室のみ用意された特別なお部屋は、記念日や親子3世代での旅行にもおすすめです。

「<貴賓室>老松 露天風呂・ツインベッドルーム付【禁煙】」は、東館客室の最上階に位置し、2020年にリニューアルされたお部屋で、宿で最も広い150平米の広さを有しています。最大8名で宿泊可能なこのお部屋には、専用のダイニングルームもあり、大人数でも快適に過ごすことができそう。

日本庭園を眺める半露天風呂には、全てのお部屋の中で唯一金泉が引湯されており、時間を気にせずプライベート空間での湯浴みが叶います。

北館最上階の特別室「<最上階・角部屋>北館副室付特別室【禁煙】」と、西館最上階の「露天風呂付和室10畳【禁煙室】」は、いずれも大きな窓が印象的で、15階の高さから、北摂・丹波の緑豊かな景色を眺めることができます。
会席やブッフェなど、お好みのスタイルでいただくご馳走

旅館での楽しみといえば、やはりその地の恵みを感じる美味の数々。「兵衛向陽閣」でも、食材や繊細な調理方法にこだわった料理が供されます。

定番の「旬会席」はその名の通り、旬の食材を、お造りや焼き物、煮物などでいただきます。一部の客室ではお部屋食を選択することも可能。お食事処でいただく場合は、デザートバイキングがセットになります。

掘りごたつ式のお食事処で供される「炭火焼会席」は、炭火で焼いた香ばしい風味の神戸牛と、こだわりの出汁で楽しむ〆の鍋料理が人気。

お子様だけでなく大人も嬉しい「有馬四季菜ブッフェ」では、和洋中様々な約50種の料理がずらりと並びます。黒毛和牛の鉄板焼きや天ぷら、カレーなどの幅広い人気メニューを、好きなだけ楽しみましょう。


会席やブッフェは、メインの食材をアップグレードしたプランや、少量厳選プラン、お祝いプランなど、それぞれ豊富なバリエーションからカスタマイズすることもできます。
旅を豊かにするヒントが散りばめられた館内

広い館内には、湯巡りやお食事の前後に利用できる施設や設備もたくさんそろっています。
家族で楽しめそうな卓球コーナー(要予約・40分1,100円(税込))やライブラリー、しっとりお酒を味わえるラウンジ、セラピールームなど、遊びにも休息にも事欠きません。


また、2022年3月に新しくオープンした「みやてらす」は「兵衛プレミアム」プランの利用者専用の特別なプレミアムラウンジ。ドリンクや小菓子が用意されており、庭園を眺めながらくつろぎの時間を過ごすことができるでしょう。
長く続く歴史を大切にしながら、常に進化を続ける「兵衛向陽閣」。有馬の湯と、老舗旅館ならではのおもてなしに身を預け、自分へのごほうびや、家族への感謝を伝える旅をしに、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
兵衛向陽閣
兵庫県/有馬温泉












