都心からのアクセスも良く、国内でも抜群の人気を誇る温泉地・箱根。その中でも美術館などの観光スポットが数多く揃う仙石原周辺は、静けさの漂う大人なエリアとして知られています。今回は「箱根ガラスの森美術館」のほど近くに位置する、全室ヴィラタイプの宿「箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ) by 温故知新」を編集部が取材してきました。
目 次
箱根・仙石原の自然に抱かれた全11棟の温泉付ヴィラ

「箱根ガラスの森美術館」から少し奥に入った森の中にある「箱根リトリート」。5.5万平方メートルという広大な敷地内に「villa 1/f (ワンバイエフ)」と「fore(フォーレ)」という2つの宿泊施設が隣接しています。今回訪れた「villa 1/f」は全室ヴィラタイプで、おこもりステイにもぴったりの宿です。


宿泊時は駐車場で車を降りると、ヴィラがあるエリアへ専用のカートで案内していただけます。ヴィラは全部で11棟あり、すべてに専用の温泉風呂を完備。木に囲まれた棟や階段を上った高台にある棟など様々なタイプがあり、それぞれ造りが異なるのが特徴です。
木の温もりに満ちた、温泉半露天風呂付のスイートルーム

ヴィラが立ち並ぶエリアに着いたら、カートを降りて徒歩で客室へ向かいます。最初に見せていただいたのは、温泉半露天風呂付のスイートルーム。石段を少し下って室内へ。

室内に入ると、至るところに木の質感を活かした温かみのある空間が広がります。約80平米の広さですが、高い天井や大きな窓があるためかゆったりと感じます。

すべての客室に備わっている薪ストーブは「villa 1/f」の大きな魅力の一つ。外の歩道沿いにはいくつか薪スタンドが設置されており、ゲストが自由にストーブを使えるようになっています。エアコンもありますが、ストーブに火を着けるだけでお部屋全体が十分暖かくなるのだそう。


スイートルームですが、お部屋の中央部分にある数段の段差がリビングとベッドスペースをさりげなくセパレート。ベッドの上にある窓からは外の木々が見え、お部屋のアクセントになっています。すぐ横には幅広のデスクもご用意。

「villa 1/f」では語らいの時間を楽しむなど、心落ち着く滞在をしてほしいとの思いから、客室にあえてテレビを用意していないのだそう。Bluetooth対応のコンポがあるので、お好みの音楽を流せばより穏やかな滞在時間を演出できます。


冷蔵庫の中にはミネラルウォーターやソフトドリンクが用意されており、宿泊者は自由にいただくことができます。ドリップコーヒーや小菓子もありました。


リビングをゆっくり見た後は、奥にあるバスルームへ。アメニティには、スキンケアブランドの「OSAJI(オサジ)」を採用しています。

バスルームには、箱根の湯を湛えた温泉風呂が。2面の窓を開けられる造りのため、ほぼ露天風呂のように使えるのが嬉しいポイントです。まさに、箱根の大自然に抱かれるような心地で湯浴みを堪能できます。
個性溢れる設えが魅力、露天温泉風呂付スイートルーム

次に案内していただいたのは、露天温泉風呂付のスイートルーム。玄関から中へ入ると、薪ストーブのあるリビングがゲストを迎えてくれます。1部屋目とは違った設えで新鮮な気分に。棟ごとに異なる空間を楽しめるので、繰り返し訪れたくなりそうです。

お隣には、ティーセットとデスクを配したスペース。十分にゆとりを持たせた造りです。こちらの客室には、小型のワインセラーが備わっていました(ワインは有料)。


ベッドはデスク奥のスペースにご用意。窓の外には庭が広がり、季節ごとの風景を楽しむことができます。窓に向かい合うようにベッドが配されているので、朝も清々しく目覚められそう。


「お風呂はどこにあるのかな?」と考えつつ奥へ進むと、中庭を望む通路の先に発見。庭の眺めを独り占めできるこだわりの配置に、仕事を忘れて泊まりたい……と思ってしまうほど、心が揺れました。
部屋食もしくは風情あるレストラン、食事はお好みのスタイルで

部屋食のプランも人気の「villa 1/f」ですが、滞在の際は敷地内にある「料亭 俵石」を訪れてみるのもおすすめです。客室を見学した後に案内していただきました。

「料亭 俵石」は、かつて温泉旅館だった歴史ある建物を活かしたレストラン。
宿泊者だけでなく、ランチのみ利用する方も多いのだそう。


現在の上皇陛下が皇太子時代に3回も宿泊され、名旅館として親しまれていたこちらの建物。客席へ向かう通路には、当時の写真が飾られています。与謝野晶子・石井柏亭・河合栄治郎など、多くの文化人にも愛されていたのだそう。100年以上の時を重ねてきた建物は、文化財にも値する歴史的建造物と言えるでしょう。

建物内には2名利用にぴったりの個室をはじめ、設えの異なる大小様々なタイプの席が用意されています。


婚礼の利用もあるという広間席は、ガラス障子の向こうに建物を囲む木々が望めます。紅葉で色付いた葉がまるで絵画のように切り取られる様は、この季節ならではのご褒美と言えそう。


至るところで、建築当時に施された様々な意匠を楽しめるのも、歴史ある建物ならでは。天井や照明、欄間のデザインなど、あらゆる職人の技を詰め込んだ空間は必見です。


レストランで振る舞われるのは、箱根周辺の新鮮な食材と料理長の独創性を盛り込んだ会席料理。箱根の四季と歴史を感じられる空間で、美しく仕立て上げた料理の数々をゆっくりと味わってみて。

「料亭 俵石」の建物内には、飲み物などを自由にいただけるラウンジスペースも完備されています。食後にちょっと一息つきたいと思ったら、立ち寄ってみるのも良さそうです。
大浴場やダイニングなど、隣接する「fore」の施設も利用可能

「villa 1/f」に宿泊するゲストは、隣接する「fore」の施設も利用することができます。「ONSEN f」は、豊かな緑に包まれながら箱根の湯を堪能できる大浴場。客室にもお風呂はありますが、気分を変えてバスタイムを満喫したい時はぜひ利用してみて。

日頃の疲れを癒したい方は「könoha spa(コノハ スパ)」のトリートメントを受けてみてはいかがでしょう。宿ならではのブレンドオイルが、特別なリラクゼーション体験をもたらしてくれます。


高い天井とガラス張りの建物が特徴的な「WOODSIDE dining」や、ベーカリーを併設した「cafe & lounge」など、こだわりのフードやドリンクをいただける店もあるので、覗いてみるのもおすすめです。
箱根・仙石原の森に囲まれた温泉付プライベートヴィラ「箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ) by 温故知新」。豊かな自然と木の温もりに満ちた空間で、誰にも邪魔されることのない穏やかな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ)
神奈川県/箱根












