
長野県の昼神温泉といえば、美肌になると評判の温泉。昭和48年に発見された比較的新しい温泉地で、阿智川沿いに大小さまざまな宿が点在しています。その中のひとつ「昼神の棲 玄竹」は、阿智川の清らかな流れに寄り添うように佇む宿。

この宿には3つの大きな自慢があります。ひとつは前述した美肌の湯。泉質は単純硫黄温泉。一度でも湯に浸かれば、その良さは誰もが納得。肌にぴたりと吸い付くようなトロミがあって、しっとりとした肌触り。特に女性に人気で、口コミで評判が広がっています。

「玄竹」では、男湯「あんちゃの湯」、女湯「ねえちゃの湯」で楽しめるほか、無料の貸切風呂もあるので、チェックインの時にぜひ予約を。もちろん客室露天風呂が付いている部屋なら、24時間いつでも好きな時に入浴できるので、評判の湯をたっぷり楽しめます。
伝統とモダンを融合

さて、館内をご紹介しましょう。「會門」と呼ばれる大きな門をくぐって石段を上ると、重厚な蔵扉が構えているのが目に入ります。このエントランスを進むにつれて、気分はちょっとタイムスリップ。
それもそのはず、この宿のコンセプトは大正浪漫。艶が出た年代物の床や柱を多用した空間に、年代物の家具が調和して、落ち着いた風情を漂わせています。

部屋は17室。「い棟」「ろ棟」「は棟」は平屋造り、「に棟」のみ、2階建て。露天風呂や庭がついた特別室や二間続きの間など、広さや設えもさまざまですが、共通しているのはどの部屋も入ってすぐにリラックスできること。それは館内すべてにどこかホッとするような懐かしい時間が流れているせいかもしれません。この最高のくつろぎ感、2つめの自慢と言っていいでしょう。
星空日本一の村で、満天の星を楽しむ

食事はオープンキッチン「おあがりて」で。黒光りする太い柱や梁が重厚感を醸し出す中、旬を生かした創作和食をどうぞ。中央アルプスの清流が育てた生食可能なニジマス「アルプスサーモン」や信州産黒毛和牛など、こだわり食材を使った料理は、手間ひま惜しまず作られていることが実感できるものばかりです。

そして3つ目の自慢ともいえるのが満天の星。実はこの宿のある阿智村は環境省による全国星空継続観察で、平成18年に「星が最も輝いて見える場所」第1位に認定された村。以来、日本一の星空を満喫するためのさまざまなイベントが数多く企画されています。宿からでももちろん星を眺められますが、日本一の星空を見てみたいなら、ぜひナイトツアーに参加を。富士見台高原のゴンドラに乗って約15分。街の灯りが届かない標高1,400m地点で見る無数の星は本当に手が届きそうなほど!その輝きに心が洗われるような気持ちになるでしょう。












