日本三景の一つとして、松島、天橋立と並んで数えられる「宮島」。宮島のランドマークといえば、世界文化遺産にも登録されている厳島神社。4月上旬になると、島内の約1,900本の桜が咲き誇り、満開の桜と青く広がる海や空との共演を愉しむことができます。そこで今回は、春の旅行におすすめしたい厳島神社の近くにある宿をご紹介します。
目 次
満開の桜と世界遺産・厳島神社が織りなす圧巻の絶景

広島駅から電車に揺られること約30分、宮島口駅からフェリー乗り場まで徒歩で移動すると、海の向こうに厳島神社の大鳥居(現在、修理工事中)が見えてきます。宮島口旅客ターミナルから約10分間フェリーに乗れば、目的地である「安芸の宮島」に到着です。

宮島桟橋旅客ターミナルから徒歩約12分の場所に、宮島のシンボルである厳島神社はあります。西暦593年に創建され、12世紀頃には平清盛によって、現在のような寝殿造りの本殿が造営されました。満潮時には海に浮かぶように建てられた本殿ですが、その理由は昔から神として信仰されていた宮島を傷つけないようにするためと言われています。

春の宮島では、ヤマザクラやソメイヨシノ、シダレザクラなど、約1,900本の桜が見頃を迎えます。国の重要文化財である多宝塔のある丘からは、桜・厳島神社・瀬戸内海を一挙に眺めることができ、宮島が誇る圧巻の絶景を愉しむことができるでしょう。
ここからは、厳島神社への参拝や宮島観光の拠点におすすめしたい 宿をご紹介します。
1.別荘のように快適に過ごせる、宮島港を望む和モダンなホテル
ホテル宮島別荘 (広島県/宮島)

「ホテル宮島別荘」は、創業100年を誇る老舗旅館「宮島 錦水館」が手掛けた和モダンなホテル。宮島港のすぐ目の前に位置し、宮島散策の拠点にもぴったりです。上質でシンプルな客室は、「町家・海・山」の3つのコンセプトで表現。全室が靴を脱いで入室する仕様になっており、自分の別荘のように快適に寛ぐことができます。

開放感のあるビューバスを備えた「【スイートルーム】<68平米>(山側)」は家族旅行におすすめ。68平米の広々とした造りに、4台のセミダブルベッドを完備し、ゆったりとした時間を過ごせます。お料理は、広島の旬の食材をふんだんに使った洋食を堪能しましょう。併設するホームメイド・ベーカリーの看板メニュー「宮島ブルーベリーブレッド」はお土産としても好評です。
ホテル宮島別荘
広島県/宮島
2.老舗ならではのサービスで厳島神社の魅力を再発見
宮島グランドホテル有もと (広島県/宮島)

創業400年を誇る老舗旅館の別館としてオープンした「宮島グランドホテル有もと」。伝統的な数寄屋造りの和室から快適性の高い和洋室まで、バラエティ豊かな客室タイプを用意。「露天風呂付スイート和洋室(神社側・海側)」では、厳島神社の大鳥居や五重塔、千畳閣を一望しながらの湯浴みが叶います。

鯛や牡蠣といった瀬戸内の旬の食材を味わえるダイニング「潮路」が2020年8月にリニューアル。風情ある庭園を眺めながら、地元の契約漁師さんが届ける新鮮な海の幸やA5ランクの広島牛に舌鼓を打ちましょう。宿泊者限定、夜の厳島神社を巡る「宮島参拝遊覧船」や「早朝ウォーキングツアー」で、新たな宮島の魅力を探すのもいいですね。
宮島グランドホテル有もと
広島県/宮島
3.厳島神社の大鳥居と穏やかな宮島の海を一望する
厳島いろは(広島県/宮島)

「厳島いろは」は、名物グルメや民芸品を扱う店が並ぶ「表参道商店街」に面しています。建築家の竹原義二氏が設計を手掛けた客室は、土佐漆喰の壁や自然素材を使うことで、静けさが漂う和風の空間に。「海の見えるお部屋」からは、海岸線を縁どる松の緑と瀬戸内海のコントラストや、ライトアップされた改修中の大鳥居を一望できます。

旅の疲れを癒すなら、最上階にある大浴場がおすすめ。海風を感じられる開放的な露天風呂で、ゆったりと流れる島時間を満喫しましょう。そして、クチコミで評判なのが月替わりの懐石料理。料理長のこだわりが詰まった地物の無農薬有機野菜や、産地直送の旬の食材を使った美しい日本料理を堪能してみてはいかが。
厳島いろは
広島県/宮島
4.喧騒から一線を画し日本三景の眺望に癒される旅へ
宮島 錦水館 (広島県/宮島)

宮島では珍しい自家源泉を愉しめる老舗旅館「宮島 錦水館」は、宮島桟橋から徒歩5分、厳島神社へは徒歩3分の好立地にあります。この宿の魅力の一つが、広島らしさを感じられる会席料理。広島の料亭や有名旅館で研鑚を積み、広島や宮島の美味しい食材を知り尽くした料理長が振るう季節感のある一品を味わいましょう。

日々の喧騒から離れ、2人だけの時間を愉しみたい方におすすめしたい客室が「オトナの休日」。中学生以上しか利用できない和モダンテイストのお部屋です。絵画のように美しい、穏やかな宮島の海と夕日のグラデーションを望む景色は全39室の中でも随一。春を迎える宮島の自然を眺めながら、大切な方としっぽりとお酒を嗜むのもいいですね。
宮島 錦水館
広島県/宮島
5.厳島神社の裏手に佇む趣を感じさせる老舗旅館
みやじまの宿 岩惣 (広島県/宮島)

宮島の歴史とともに歩んできた老舗和風旅館「みやじまの宿 岩惣」。趣を感じさせる玄関母屋は創業から間もない明治25年に建てられたそう。厳島神社と紅葉谷公園の中間に佇み、宮島の名所へのアクセスも抜群。慢性皮膚炎や五十肩への効能も期待できるラドンを含む温泉も愉しめます。野趣あふれる露天風呂では、散歩中の愛らしい鹿に出会えることも。

全38室のお部屋は、昭和初期の木造建築が特徴の「本館」、紅葉谷の自然を望むロケーションの「新館」、独立した平屋建ての「はなれ」に分かれます。昭和3年建築の「はなれ 秋錦亭」は、火灯窓や欄間・格子・床柱といった細部の意匠を凝らした、内風呂付木造平屋。日本建築が織りなす素朴な美しさと宮島の自然に溶け込むロケーションを愉しみましょう。
みやじまの宿 岩惣
広島県/宮島
桜の名所としても知られる日本三景・安芸の宮島。そのシンボルである厳島神社は、日本人なら一度は訪れたい神社の一つです。例年、4月上旬に見頃を迎える宮島の桜と厳島神社を巡る旅に出掛けませんか。












