セレクション

絶景や泉質が魅力、夏に行きたい秘湯の宿

「秘湯」とは、交通の便が決して良いとは言えないような山奥や大自然の中にひっそりと存在する温泉のこと。手付かずの自然に囲まれた秘湯の宿は、日本の原風景に出会える場所として、温泉通をはじめ国内外から注目を集めています。
今回は、ここだけの絶景や個性的な泉質が魅力の、秘湯の温泉宿をご紹介します。

標高を活かした絶景や目の前に迫る滝に癒される

新高湯温泉 五つの絶景露天風呂 吾妻屋旅館(山形県/米沢市・新高湯温泉)

「新高湯温泉 五つの絶景露天風呂 吾妻屋旅館」は、日本百名山の一つとして知られる吾妻山の山麓、標高1126メートルに位置する一軒宿。その標高と自然環境を活かした5つの絶景露天風呂が自慢です。特にダイナミックな景色を楽しめるのが、開放感あふれる「眺望露天風呂」。兜山を正面に見据え、天気が良ければ遠くに飯豊朝日連山までも望みます。最上川源流「白金の滝」の滝つぼに岩をくみ上げた「滝見露天風呂」は、暖かくなるこれからの時期に特におすすめ。目の前に落ちる滝の眺めと、肌に感じる水しぶきに圧倒されることでしょう。

新高湯温泉 五つの絶景露天風呂 吾妻屋旅館

山形県/米沢市・新高湯温泉

初めてなのに懐かしい、風情あふれる郷愁の宿

強首温泉樅峰苑(秋田県/強首温泉)

「強首温泉樅峰苑」は、大正時代に建てられた豪農の邸宅を利用した秘湯の宿。登録有形文化財に指定されている建物が醸し出す歴史情緒と穏やかな雰囲気は、訪れる人を圧倒するとともに、田舎に帰ったような懐かしさを感じさせてくれます。鹿鳴館風の階段室や、全長16.3メートルにも及ぶ天然秋田杉の一枚板で作られた廊下は、宿の見所の一つ。温泉は、敷地内から自噴する黄金色の天然温泉を源泉掛け流しで。ヒノキの香り漂う大浴場や野趣あふれる露天風呂で、ゆっくりと堪能しましょう。

強首温泉樅峰苑

秋田県/強首温泉

サラリとした温泉と森林浴を同時に堪能

御宿 万葉亭(福島県/中ノ沢温泉)

「御宿 万葉亭」のある中ノ沢温泉は、西は磐梯山、北は吾妻山系の山々に囲まれ、毎分13,400リットルもの温泉が湧出する“温泉の宝庫”とも言われる場所。自然湧出の天然温泉を加温加水循環なし、源泉掛け流しで楽しめることから、温泉通にも好評です。pH=1.85と極めて酸性度の高い硫黄泉の温泉ですが、引き湯することで硫黄臭はほぼ無くなり、浴室には総木造りのかぐわしい香りが漂います。肌触りもシルクのようにサラリと滑らかになり、夏の温泉浴にもぴったり。湯船からは渓流沿いの樹木を眺め、温泉浴と森林浴の相乗効果が期待できます。

御宿 万葉亭

福島県/中ノ沢温泉

全国的にも珍しい黒い湯の花のにごり湯

山里湖畔の秘湯旅館 みどり荘(鹿児島県/日置市吹上町)

昭和7年に創業した「山里湖畔の秘湯旅館 みどり荘」は、その名の通り、緑豊かな「みどり池」の湖畔に佇む純和風の温泉宿。広大な敷地の中、聞こえるのは小鳥のさえずりだけ。歌人・斎藤茂吉や文豪・吉田紘二郎も訪れ作品を残した、静寂の別天地です。湯船の先に池を望む露天風呂には、敷地内に自噴する自家源泉を掛け流しでたっぷりと。窓越しに池を眺める大浴場では、自家源泉と吹上温泉が混ざることでできる、全国的にも珍しい黒い湯の花が浮かぶにごり湯に癒されて。

山里湖畔の秘湯旅館 みどり荘

鹿児島県/日置市吹上町

飲んで良し、入って良しの冷たい温泉

山の宿 寒の地獄旅館(大分県/九重町)

日本一のおんせん県として知られる大分県の中でも、個性豊かな温泉が揃う九重夢温泉郷。「山の宿 寒の地獄旅館」は、そのうちのひとつ、寒の地獄温泉の一軒宿。摂氏13~14度の冷泉が毎分2,160リットルも自然湧出する、全国でも珍しい秘湯です。普段は源泉を薪で加温し、大浴場と貸し切りの家族風呂で楽しめますが、7月~9月の期間は水着着用で、冷泉(混浴)に入ることも。温泉と冷泉の交互入浴は健康への効果はもちろん、夏の温泉浴にぴったり。飲泉も可能で、整腸作用があると言われています。

山の宿 寒の地獄旅館

大分県/九重町

ひっそりとした環境で、ただゆったりと大自然と温泉に癒される。自分だけの特別な場所を見付けに、秘湯の宿へ出掛けてみませんか?

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