日本最古のリゾートホテルのルーツを受け継ぐ“鬼怒川金谷ホテル”。その創業者ジョン金谷鮮治が愛した「森の別邸」をコンセプトに、2017年11月、箱根仙石原に誕生したのが「KANAYA RESORT HAKONE」です。
ジョン・カナヤのダンディズム精神が息づく別邸を、訪ねてみませんか。
モダンで洗練された客室で心身を解き放つ
館内に足を踏み入れると、色鮮やかなスカルプチャードグラス(彫刻のステンドグラス)が、私達を歓迎してくれます。その時々の光や角度で表情を変える様子が、幻想的な世界を演出します。
奥に進むと、客室はわずか14室。森の静寂に囲まれた室内には木々の爽やかな香りが漂い、BGMは鳥のさえずりと風で揺れる葉擦れの音のみ。ゆっくりと流れる時間が、ここが都心からわずか1時間半足らずで行ける地ということを忘れさせてくれます。
全ての客室の湯船には、古くから“美肌の湯”として知られている、仙石原の温泉が注がれます。露天風呂が付いた客室では、箱根の雄大な景色を眺めながら湯浴みを満喫出来ます。
ぜひ宿泊したいのはコンセプトの異なる3タイプのスイートルーム。
広々としたテラスが開放的な「Grand Terrace Suite」や和と洋が調和したスイートルーム「Wa-Suite」など、それぞれのテーマに沿った客室は、どれも広々とした設え。自分のお気に入りを選びましょう。
中でも「JOHN KANAYA Suite」はKANAYA RESORT HAKONEのコンセプトルームで、132平米のゆったりとした室内は、ダークウッドを基調としたシックでダンディーな雰囲気。男女問わず居心地の良い空間です。
和と洋が美しく調和したフレンチ
東京西麻布に実在した伝説のレストラン「西洋膳所 ジョンカナヤ麻布」。その意志を継承し、和のテイストを織り交ぜたフランス料理を提供する店内は、大理石をアクセントとしたモダンなデザイン。優雅なディナータイムを演出してくれます。
食事を”食時”と捉え、四季折々の海の幸や山の幸をふんだんに取り入れた逸品ばかりです。
更け行く夜にグラスを傾ける
夕食でお腹を満たしたら、ラウンジ&バー「Salon De Loire」に足を運んでみては。更け行く夜にグラスを傾け合いましょう。
その他にも広大な敷地内に設けられた「フォレスト・テラス」では夜風に当たりながら、お酒を嗜むこともできます。
昼間はアペリティフやティータイムの提供もあるので、ぜひ利用してみたいですね。
日本の文化を大切にしながら西洋、東洋の文化、伝統とモダンが美しく融合する「KANAYA RESORT HAKONE」。そこに日本最古のリゾートホテルならではの“おもてなし”が加わった非日常の空間は、私達を癒してくれることでしょう。
今度の休日はダンディズム精神が息づくホテルへ、足を運んでみませんか。
更新日時2020.04.21 15:57