FFCC
さんの感想
投稿日:2021/01/07
口コミの点数とサービス水準が相当乖離しているので口コミを。
接客業務は、とても誠実なネパール人従業員2名(うち1名は日本語学校のインターン学生とのこと)のみで
無理からぬことですが、細部のサービスは貧弱でミスが多く見られます。
お部屋は八畳間と、それに併設されたベッドルームにセミダブルのベッドが2台。
子ども1名を含む計5名ではだいぶ手狭ですが
たとえカップルでも使い勝手は悪そうです。
ディナーのメインは大人の親指サイズ大の爪のオマール海老のヴァプールと、
皿ごとに部位が異なる豊後牛のローティ(=ステーキ)。
明らかに高級な部位は1名分で、残り2皿は中程度、残り2皿は筋の入った赤身という手の込んだ仕様。
もちろん部位も焼き方も選べません。都心なら5~6千円程度のコースでしょう。
パンと前菜と食器類はグッドでした。
各ヴィラの外観は日本の現代住宅そのもので、
それを反映するように内部も手狭で高級感はゼロ。
独り暮らしの田舎の親戚を訪ねたような雰囲気です。
褒めるべき点は、ハード面を挽回するソフト面の充実ぶり。
アマン伊勢ですらネスプレッソだったのに、
デロンギの10万円以上する高級コーヒーメーカーが部屋に設置されていたのは
珈琲好きとしては激賞に値します。
できれば珈琲豆は未開封で置いておいて欲しかったですね。
寒い時期だったこともありガスヒーターも気が利いていてエクセレントです。
また、他の口コミでも指摘されているようにアメニティ類も充実しています。
温泉とスタッフの人柄もとても良かったです
いずれにせよ、コロナ禍でどの宿も苦境に立たされているとはいえ、
外国人労働者を安い賃金で長時間労働に従事させないと成り立たない宿に泊まる価値は
残念ながら見出せませんでした。
宿泊客用とは異なる駐車場に停めてあった
仏国メーカーのスポーツカーが全てを物語っているなと納得した次第です。
ちなみに、会計時にクレジットカードでの会計を突然「電波が悪い」という理由で断られ、
「現金は持ち合わせていない」と答えると
クレジットカードの提出を求められ、表裏のコピーを取られました。
浮いたクレジット会社への手数料分は、
正月にもかかわらず一生懸命サーブしてくれた従業員へのボーナスに回してもらいたいものです。
宿泊日2021/01/03
利用人数5名(1室)
部屋川沿い 岩露天風呂付戸建二間離れ【松月・紅豊】(和洋室)
宿泊プラン
【Luxury suite 極上の休日】和欧風創作フレンチ<2食付>―四季自然を感じる離れの旅籠―
食事夕朝食付