人気の温泉街・道後温泉のほど近く。230年余の歴史を持ち、国の伝統工芸品でもある「砥部焼」の里・愛媛県砥部町の緑に囲まれた高台に「TOBEオーベルジュリゾート」は静かに佇んでいます。
穏やかな水面をたたえた通谷池(とおりたにいけ)を見下ろすように建つ瀟洒な洋館はなんとも清々しく、その洗練された趣に宿へ入った瞬間から滞在への期待が膨らむでしょう。
そして、「TOBE オーベルジュリゾート」は、その大きな期待にしっかり応えてくれる実力を備えた宿です。
自然に包まれるような滞在
今ではオーベルジュ=美食の宿としておなじみですが、「TOBE オーベルジュリゾート」は美味しい食事に注力するのはもちろん、宿泊の快適さにもこだわっています。
白木の爽やかさやダークなウッドの落ち着きなど、ふんだんに木を用いた客室はスタイリッシュでありながらも、どこか柔らか。まるで自然の優しさに包まれているかのような心地よさを感じられます。
もっともコンパクトな「スタンダード」で58平米と広々。ベッドルームから続くウッドデッキに備え付けたデッキチェアに寝転べば、季節や時間ごとに姿を変える木々や空の色が目を楽しませてくれます。
シンプルで機能的なリビングを備えた「スイート」や、プライベートな滞在を満喫できる「ヴィラ」の室内もゆとり十分で、なんとも快適。
バスルームやゆったりとしたベッドの上で、豊かな自然の中で手足を伸ばす開放感を心ゆくまで味わいましょう。
瀬戸内海・伊予の恵みと自家菜園野菜
居心地よい部屋でまどろむのも素敵な時間ですが、オーベルジュを名に冠した宿での最大の楽しみといえば、やはり食事でしょう。
車海老や真蛸といった瀬戸内海の豊かな海の幸はもちろんのこと、伊予の黒毛和牛、そして、自家菜園で丹精込めて育てられた無農薬の野菜をたっぷりと使った料理は感動ものです。
「和心洋技」をテーマにフレンチやイタリアンなどの技術を駆使し、素材の味を生かして軽やかに仕立てられた料理は、見た目の美しさは言うまでもなく、新鮮な食材による食感や香りは忘れ得ぬ記憶として心に残る味になるでしょう。