吉野で桜の季節ですから,やむを得ないものと思って予約しましたが,宿泊してやはり価格不相応であるとの認識が強くなりました。
到着時に出されるお茶は盆にのせたものを渡されただけでお茶も入れず,しかも夕食後にお茶を入れようとしたら,お茶がなく茶器だけしかありませんでした。これをフロントに伝えましたが謝罪もなく,すぐに持ってくるとのことでしたが,しばらく待っても来ないので再度督促。
夕食は,美味しくいただきましたが,チープな感じで満足いくものではなく,一人3万円超えの宿泊費の食事としては及第点ではないと感じました。最後の食事の際にはお漬物が忘れられていることに気づきましたが,ほとんどご飯も食べてしまっていて,あえて指摘して漬物だけ持ってきてもらってもしょうがないのでそのまま指摘もしないほどでした。
朝食もかなり寂しい感じで残念感が増しました。
風呂についても浴場自体は狭いわけではないが,洗い場と浴槽が近く(むささびの湯),洗い場のシャワーが浴槽に入っている人に当たるというお粗末な感じでした。ここは工夫された方が良いのではないかと思いました。
チェックアウトの際も,複数人並んでいてかなり待たされました。大勢の客の扱いになれていないのかな,と思いました。
どれをとっても,特に悪いというわけではないのでしょうが,値段に相応しないものであって満足感がないということから上記の評価となりました。
建物の趣と,庭の枝垂れ桜と,立地で成り立っている旅館だと思います。
再訪はありません。
施設からの返信此の度は御来山賜り有難うございました。
多々不行き届きの点、誠に申し訳なく存じます。
今後、満足頂けますよう十分気をつけて参りたく存じます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。