ほぼ月に一度は旅行を楽しみにしており、その多くを一休でお世話になっております。
しかし今回の旅行ほど惨憺たるものはありませんでした。
気持ちを落ち着けてからと思い10日経ってから記述しますが、こうして感想を書こうとすると今回の旅行で味わった嫌な思いが蘇り、辛いものがあります。
妻の誕生日を記念する旅行ということで、妻の希望で以前宿泊したことのあるスイスホテル南海大阪を利用しました。
検温も、手指の消毒器もなく、フロントでは日本語の聞き取りにくい外国人女性の応対。
部屋に着くと、テーブルに妻への誕生日おめでとうのカードが。
予約しておいたホテル内の鉄板焼きレストランへ予約の6時少し前に着くと、景色の良い場所を通り過ぎて奥へ。気を遣って個室をわざわざ用意してくれたのかと思いきや狭い部屋。
しかも未就学児2人が騒いでいるテーブルへ。
妻の誕生日ということは事前に電話で伝えてあるので、テーブルを変えてもらえないかと申し出ると、かなり立ったまま待たされてから、渋々席を替えてくれる。
気分を取り直して食事を進めていると、妻の食器を勝手に片付けながら「よろしいですか?」
よろしいわけがない。折角の誕生日が台無しで妻は泣き顔です。
部屋に戻って12時頃ベッドに入りましたが、28度までしか上がらず、とてもその温度とは思えない寒さ。
Tシャツ、パジャマの上に、バスローブも着てベッドに入る。
コロナ対策の加湿器もなく、乾燥するのでバスに湯を張り扉をあけて、妻はそれから夜通しティファールで湯を沸かし続ける。すぐに蒸発するので水をつぎ足しつぎ足し、結局朝の5時。
風邪っぽくなり我慢の限界でフロントに申し出ると、かなり経ってやってきて室温を確かめ、成程寒いと。一度フロントに戻り、今度は他の部屋に移られますかと。「他の部屋は暖かいのか?」と尋ねると、これから暖めますと。午前5時半過ぎのことです。
仕方ないので、加湿器と暖房器具と、古くて重くてなぜかカレーの匂いのする毛布を持ってきてもらって、ベッドに。翌朝フロントに尋ねると、何ら申し送りもされておらず、責任者というエグゼクティヴ「ハウスキーパー」という人が対応。1時間説明し支払いの時に「オンラインでお支払いですので消費税分をサービス」しますと。言われるがままに帰ってきましたが、全く納得のできない旅行でした。
施設からの返信この度はスイスホテル南海大阪にご宿泊頂き、誠にありがとうございました。またご感想や貴重なご意見をお聞かせいただきましたことにも、重ねて御礼申し上げます。
しかしながらこの度のご滞在はご期待に添うことができず、申し訳ございませんでした。ご利用の際には、客室の室温が快適にお感じいただけるものではなく、またレストランにおきましても、私共の対応が至らず、心よりお詫び申し上げます。ご指摘いただきました数々の点を真摯に受け止め、改善に努めてまいります。甚だ勝手を申しますが、次回挽回の機会をお与えいただけましたら幸いに存じます。
お客様をお迎えできますことを、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
クリストフ・アーツ
サービスクオリティー部長