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フェリーに乗ってわざわざ訪ねたい!文化財の美食宿
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フェリーに乗ってわざわざ訪ねたい!文化財の美食宿 味わう、もろみの島宿。 「真里」(香川県/小豆島)

数々の小説や映画の舞台として知られる風光明媚な小豆島に佇む、全7室だけの宿「味わう、もろみの島宿。真里」。

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瀬戸内海に浮かぶ島ゆえ、訪ねる唯一の手段は岡山や高松の港からのフェリーです。船に揺られながらの旅路は、それだけで十分に非日常感いっぱいでワクワクします。

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愛嬌がありちょっぴりユニークな宿名は、島の歴史が息づいています。日本の栽培発祥の地とも言われるオリーブや素麺がつとに有名な小豆島ですが、400年も前から醤油作りが盛ん。宿の前身も醤油屋だったそうで、醤油作りに欠かせない「もろみ」の名をつけたようです。

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「お」「ひし」「で」「て」「も」「な」「す」と名付けられた7部屋にも歴史への想いとこだわりが漂います。

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なかでも、国の有形文化財の指定を受けた古い蔵をリノベーションした離れ「ひし」の、どっしりとした落ち着き感は格別。静けさを求める旅人に特にお薦めです。

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他の部屋もそれぞれ魅力的です。掘りごたつ式の和室と快適なツインベッドが並ぶ寝室の二間に加え、緑豊かな中庭に面した縁側テラスが気持ちいい「で」。

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離れの特別室「お」には、掘りごたつ式の和室とタイル床がモダンな洋室、優しい眠りを誘ってくれそうなシックなローベッドが並ぶ寝室と3つの部屋があり、ゆったりとした空間の中で穏やかな島時間を感じられるでしょう。

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各部屋には、宿の自家源泉を引いた自慢の展望風呂が備わっており、誰に気兼ねすることなく湯浴みできます。敷地内には貸切風呂や朝湯を楽しめる「里枝温泉」も。無色透明な柔らかなお湯にはメタケイ酸を多く含み、美肌に効果があるのだそうです。

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随所に当主の趣向とこだわりが垣間見えますが、「味わう、もろみの島宿。真里」と名乗る宿の自信と誇りが詰まっているのが食事でしょう。食事処となる母屋もまた文化財指定の歴史ある建物で、重厚でありながらおばあちゃんの家に遊びに来たような安堵感もあり、心が和みます。

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「醤油会席」という名の晩餐は、「薄口生揚」から「諸味たれ」まで濃度や熟成度の異なる醤がもはや主役と言ってもいい存在感で滞在客をもてなします。

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醤と合わせる土地の食材も逸品ぞろい。鯛や海老、トビウオなどの瀬戸内の海の幸をはじめ、希少でなかなか市場に出回らないという讃岐オリーブ牛、畑で取れたての野菜や小豆島に降り注ぐ太陽が育んだ山の幸などと絶妙に組み合わされた料理は、繊細かつイマジネーション豊か。

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日本人にとって当たり前の調味料「醤油」の底力と新たな魅力を発見できる会食は、新鮮な驚きと感動を与えてくれるでしょう。

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島の恵みをさらに堪能できるのが、「島宿エステ」です。フィリピンに5世紀ごろから伝承される「ヒロット」や、島育ちのハーブの香りに包まれる「アロマ」などメニューも多彩。小豆島産100%のエキストラヴァージンオリーブオイルを使用したトリートメントで、身も心もリフレッシュできそうです。

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宿には、手作りの果実酒や食後のコーヒーを味わえる「囲炉裏」と呼ばれるウッディーなラウンジや、島の特産品などが並ぶ「ギャラリー」も併設。宿ゆかりの品々を吟味しながら買い求めるのも旅のよい思い出になりそうですね。

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派手なサプライズはないけれど、そこに居るだけでゆるりと漂う島時間と奥深い歴史に包まれて癒される宿。「味わう、もろみの島宿。真里」は、初めてでもどこか懐かしくてあったかい気持ちになれる場所です。 

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