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わずか3室。心を潤す富山の小宿
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わずか3室。心を潤す富山の小宿 里山のオーベルジュ 薪の音(富山県/砺波)

世界遺産の五箇山や白川郷合掌集落にもほど近い場所に、わざわざ訪ねて行きたいオーベルジュがあります。富山県南砺市の「里山のオーベルジュ 薪の音」。わずか3室だけの小さな宿ですが、美味しい食事と温かなもてなしで知られています。

温かなホスピタリティが高い評価

富山県の南西部にある南砺市は、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」で知られたところ。「里山のオーベルジュ 薪の音」は、そんな「ザ・里山」ともいうべき農村地帯にある、1日3組限定のオーベルジュ。東京や大阪から向かえば車でも電車でもそれなりの時間を要しますが、それでも多くの人が訪れるのは、日本の原風景のような風情に惹かれる人が多いから。でも、もちろんそれだけではありません。

この宿は海外のグルメガイドブックで2018年度ホスピタリティ賞を受賞。また、2018年4月には、日本の旅館文化を世界に伝える組織「ザ リョカンコレクション」に参加するなど、さりげないけれど温かい、日本ならではのもてなしの心を大事にした宿なのです。

居心地の良い3つの客室

周囲は田んぼや畑。どうか宿の看板を見落としませんように。というのも宿が辺りの景色に馴染んでいるため、人気のオーベルジュと気づかずに通り過ぎてしまう人が多いとか。

ロビーへ入ると、そこは古民家を思わせる大きな吹き抜け空間。古い欄間や襖とコルビジェのソファが違和感なく調和し、独特の空気感を作っています。そして、ありました、暖炉が! 秋が深くなると暖炉の出番。薪がパチパチとはぜる音が耳に心地よく響きます。

部屋はすでに紹介したように3室だけ。1階の「枝椿」は2面に開かれた窓に広い畑が映る部屋。ベッドは電動タイプで、吊られた蚊帳が天蓋を思わせる雰囲気です。

同じく1階の「小桜」は畳スペースのある部屋。壁にも和紙が使われており、和テイストが漂います。

2階にある「四花菱」はリビングとベッドルームを分けた特別室。和と洋がうまくミックスされたモダン空間です。
お風呂は温泉ではありませんが、のどかな農村の雰囲気を感じながら入浴ができる設えとなっています。

地産地消の里山フレンチ

お待ちかねの夕食は、地産地消をベースとした里山フレンチ。菜園レストラン「Makinooto」でいただきましょう。

野菜とお米は館主自ら栽培している自家菜園のもの。新鮮な魚介類は富山湾から。そして富山県産和牛の「氷見牛」や「なんとポーク」などなど、地元・富山の美味がたっぷり。バターやクリームなどはできるだけ控えて仕上げられているそうで、ヘルシー志向の人には嬉し限り。

またこちらのディナーはお箸でいただくこともできます。里山フレンチと呼ぶだけあってどこか和の香りも漂うので、フレンチにあまり馴染みがない人にもすんなり受け入れられるでしょう。

朝食は一転して和食。それも、毎朝かまどで炊いたご飯が提供されます。お味噌汁、焼き魚、卵焼きなどと並ぶ炊きたてのコシヒカリはつやつや、ぴかぴか! この時ばかりは「おかわり!」という心の声に応えたくなりますよ。

なんとなく疲れているなと感じた時は、このオーベルジュでパワーチャージ。宿を後にする頃には、不思議と元気が戻っているはずです。

里山のオーベルジュ 薪の音

里山のオーベルジュ 薪の音

富山県/砺波

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