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渡し船で向かう、自然と伝統に囲まれた静寂の宿
クローズアップ

渡し船で向かう、自然と伝統に囲まれた静寂の宿 星のや京都(京都府/嵐山)

専用船に揺られ、渡月橋の賑わいを背に大堰川を遡ること約15分。嵐山の峡谷に沿うように現れる「星のや京都」は、市街の喧騒とは無縁な静寂の世界。京都の自然と伝統が融合した、大人だけの時間を過ごせる非日常空間をご紹介します。

旅人を別世界へと誘う「水辺の私邸」

ここは、江戸時代の豪商・角倉了以が別邸を構えた景観保護区内に位置し、訪れるゲストが自分の別荘のように過ごせる「水辺の私邸」。館内には、京都文化を享受できるパブリックスペースを多く備えています。

まず出迎えてくれるのは、星のやオリジナルの楽器と滝が奏でる音色が心地いい「水の庭」。夏には期間限定で納涼床と風鈴が設置され、ウェルカムスイーツやお酒を嗜むBARとしても楽しめる憩いの場です。

向かい側には京都の書店「恵文社」セレクトの書籍が並ぶ「ライブラリーラウンジ」があり、好きなドリンクを飲みながら自由にくつろぐことができます。中でも大堰川にせり出すように設けられた「空中茶室」は、四季の移り変わりを感じられる人気の特等席です。

伝統美が息づく、全室リバービューの客室

全室リバービューの客室は、間取りも設えも異なる25室。現代では再現できない素材や技術が残る100年前の旅館を、「洗い」と呼ばれる伝統的技法を用いてリノベーション。歴史ある日本建築が、モダニズムと伝統美の融合する凛とした空間へと見事に蘇りました。

寝室の壁紙には、老舗唐紙業者「京からかみ丸二」で手摺りされた「京唐紙」という版画紙を使用。外から差し込む光によって細かな模様が繊細に輝き、室内を鮮やかに彩ります。壁紙は全部で12種類。どの模様のお部屋になるかも、楽しみの一つですね。

和室に置かれているのは、杉や松を竹のように細く曲げて組み上げたオリジナル家具 「畳ソファ」。身体を預けるとちょうど正座したときの高さとなり、目線の先には絵画のような美しい景色が広がります。

枠にとらわれない和と洋の技が織りなす会席料理

料理長を務めるのは、祇園の割烹の家に生まれ、その後も一流料亭や三ツ星レストランでフレンチの技を学んだ経歴を持つ久保田一郎氏。日本料理の伝統と、世界の味や文化のエッセンスを加えた料理は、「五味自在」をコンセプトに、芸術性の高さでもゲストを魅了します。

7~9月にかけては、嵐山の風物詩“鵜飼”と会席料理を貸し切りの船内で堪能できる「プライベート鵜飼鑑賞船」を開催。三味線の生演奏とシャンパンが、夏の宵の船遊びをさらに優雅に盛り上げてくれることでしょう。

食事の後は、太い梁が当時のまま残る「Salon & Bar 蔵」へ。木の温もりあふれる空間で、希少価値の高い国産ウイスキーや季節のカクテルを片手に、更けゆく夜をお楽しみください。

澄んだ空気に包まれる、爽やかな朝

一日の始まりにぜひ体験したいのが、屋根瓦と白砂利で川の流れを表現した「奥の庭」で行われる「水辺の深呼吸」。朝の凛とした空気の中で深呼吸をすれば、身体の内側から目覚めることができそうです。

朝ごはんはのんびりとお部屋で。洋朝食も選べますが、おすすめは新鮮な野菜を温かい出汁にくぐらせてさっぱりといただく「星のや朝鍋朝食」。胃腸にも優しく、野菜と卵の味わいが染みる〆の雑炊は絶品です。周りを気にせず、朝から贅沢な時間を過ごせます。

チェックアウトは12:00とゆったりなので、朝食後に「聞香入門」で非日常を味わうのはいかがでしょうか。華道・茶道と並ぶ日本の伝統文化である「香道」の一種で、五感を研ぎ澄まして香りを聞く体験は、心身ともにリフレッシュできますよ。

船を降り立ったその瞬間から、聞こえるのは川のせせらぎや鳥のさえずりだけ。自然と伝統に囲まれた静寂の世界で、至福の休日を過ごしてみませんか。

星のや京都

星のや京都

京都府/嵐山

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