二食付き二泊三日で利用しました。北陸新幹線で新黒部宇奈月駅に到着。ここから送迎してくれる宿もいくつかあるようですが私たちは電鉄に乗り換え、年季の入った二両編成に乗り込みます。地元の方の会話が旅情を誘うなか20分弱で宇奈月温泉駅に到着。ここからも送迎はありませんが歩いても5、6分程、下り気味で温泉街を眺めながら歩きますので苦にはなりません。チェックイン時、一通りの説明を受けてお部屋に案内されますが、荷物は持ってくれませんでした。部屋は和室にベッドのタイプで、リニューアルしたらしく小ぎれいで広いです。大きな窓からは黒部川と山々が一望でき絶景です。マッサージチェアも置いてあり風呂上りにお世話になりました。館内は所々に本当の築年数が垣間見えますが目を瞑りましょう。それより今回特筆すべきは食事です。料理は食事処でいただきます。となると、よくある温泉旅館の定番コースかと思いきや、さにあらず。富山湾で獲れる魚介を中心に実に多彩な食材と調理法で構成されており、富山黒部の味を堪能できます。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく、飾り付けにも妥協がありません。一品毎は上品な量ですが初日が11品、二日目が10品ですから休みなく食べても1.5h~2H かかりました。初日の釜めしは食べきることが出来ずおにぎりにしてもらい翌日の欅平でおいしくいただきました。二日目は昼を抜いて備えましたがそれでも最後の海鮮丼は少し残してしまいました。本当にお腹いっぱいになります。このプランだったからかもしれませんが、小食の方は注意が必要ですし食道楽にはおすすめです。お風呂は大浴場の他に有料・無料の貸し切り風呂もあり、やさしくじんわりと効く良いお湯でした。朝食は普通のビュッフェです。帰りは宇奈月温泉駅まで車で送ってくださいます。
宿泊日2019/11/22
利用人数2名(1室)
部屋シモンズ採用【和ベッドルーム/12~15畳禁煙】夕食は食事処(和洋室)
宿泊プラン
【きときと鮮魚】 板長おまかせ会席 四季折々の“旬の幸”と富山・黒部の“地の恵み”をご堪能!
食事夕朝食付