熱海の海を一望する、1日4組限定のスモールラグジュアリーリゾート「ATAMI 海峯楼」。建築家・隈研吾氏が“水とガラス”をテーマに設計を手掛けた建物を活かした宿として、高い人気を誇ります。2022年12月、「LUXURY SUITE 1 /洋室/誠波・せいは」「LUXURY SUITE 2 /洋室/風科・ふうか」がリニューアル!今回は、刷新されたラグジュアリースイートルームを取材しました。
相模湾に浮かぶ、全4室のスモールラグジュアリーリゾート

「ATAMI 海峯楼」は、熱海駅から車で5分ほどの高台にあります。1995年竣工の建築は、建築家・隈研吾氏によるもの。


エントランスをくぐると、右側の石壁にアクアウォールが施されているのに気づきます。しっとりとした水の音と流れが、非日常の滞在を演出します。

館内には“水とガラス”のモチーフが随所に見受けられ、入口付近には画家・千住博氏の代表作の一つ「ウォーターフォール」が飾られています。
一度は体験したい、隈研吾氏の代表作「水/ガラス」で過ごすひととき

「ATAMI 海峯楼」と言えば、水の中にガラスの箱が浮かんだ隈研吾氏の印象的な作品「水/ガラス」。時代を先駆けたデザインで世の中を驚かせました。宿好きの方や建築好きの方なら、一度はこの目で見てみたいと思うことでしょう。

今回リニューアルしたお部屋「LUXURY SUITE 1 /洋室/誠波・せいは」「LUXURY SUITE 2 /洋室/風科・ふうか」にご宿泊のゲストは、水盤に浮かぶ「ウォーターバルコニー」にて夕食または朝食をいただけます(ディナーは1日1組限定、要事前予約)。

夜はまた表情を変え、シックでスタイリッシュな雰囲気に。近海で獲れる新鮮な魚介類や日本各地の旬の食材を中心とした日本料理を、非日常な空間でいただけます。
新たに熱海の天然温泉を導入!水とガラスを表現したリニューアル客室

今回リニューアルした客室は、いずれも90平米の広さがあるラグジュアリースイート。3階の「LUXURY SUITE 1 /洋室/誠波・せいは」は、大きな窓からインフィニティの水盤越しに雄大な相模湾が眺められます。


青と白をキーカラーにしていて、爽やかなインテリアが特徴。波しぶきをイメージしたカーペットや波柄の大判タイルは、客室から眺める雄大な太平洋を表現しているとのこと。

ラウンドテーブルに置かれているのは、人気ガラスブランド「Sghr スガハラ」によるスピーカー「EXPONENTIAL」。ガラスを通じて味わいのある音色を楽しめます。

ベッドはベッドーメーカー「シモンズ」と「カトープレジャーグループ」の共同開発で生まれた「SLEEPLESURE(スリープレジャー)」。一つひとつのコイルが独立した“点”となって睡眠中の体を支え正しい姿勢を保てるので、目覚めた時の心地よさが格別と、ゲストにも好評です。


ベッドサイドのランプもガラス製で、ふわっとした明かりが照らします。また、照明の明るさは月の満ち欠けのボタンで調節でき、「His/Hers」というボタンでお隣のベッド側も点灯可能。ベッドサイドまで移動しなくてよいので便利ですね。

今回のリニューアルで、露天風呂には熱海の天然温泉が引かれました。インフィニティの水盤も相まって、まるで海に浮かんでいるような景色が楽しめます。

露天風呂用に、湯浴み着が用意されていました。

内風呂はジェットバス付で、青いタイルが印象的。窓越しに相模湾を眺めながら贅沢な湯浴みが叶います。

独立型のシャワー―ブースも、壁一面爽やかな青いタイルが敷き詰められていました。


水回りは洗面台が2つある「ダブルベイシン」になっています。アメニティは、肌に優しいオリジナルのもので、ブルーのボトルや海をイメージさせる香りを採用。

「ReFa」のドライヤーのほかに、「AFLOAT」のカールアイロンが置かれていました。リクエストではなく、常設で置かれているのが便利ですね。

アメニティは「Sisley」のスキンケアが用意されています。


続いて、同じく3階の「LUXURY SUITE 2 /洋室/風科・ふうか」をご紹介。「熱海海上花火大会」が開催される時には、相模湾と共に熱海の街並みと大迫力の花火を堪能できます。4人掛けの丸いダイニングテーブルがあり、お部屋食にされる方も多いようです。

天井高が7メートルとゆったりした空間が特徴で、ベッドを2つ合わせてダブル仕様も可能。


お部屋内にはテレビが隠されているのですが、中央の白い棚の中に隠れていて、リモコンで出てくる形になります。テレビがあるのとないのでは、お部屋の印象がガラリと変わりますが、ゆっくりと映像を楽しみたい方もいるため、考えられたアイデアだと感じました。

こちらのお部屋にも、熱海の天然温泉が引かれた露天風呂が備わります。

ジェットバス付の内風呂からも、相模湾が一望でき、思わず長湯してしまいそう。


バスルームは、マーブル模様の大理石で高級感があります。

お部屋には各種グラス類がズラリと並びます。高級ワイン「オーパス・ワン」のハーフボトルのご用意も(有料)。

冷蔵庫の飲み物は、値札付のボトルワイン以外は無料でいただけます。

白と金の缶の中には、アメリカ「マイティーリーフ」の紅茶や、緑茶のティーバッグが入っています。

コーヒーはネスプレッソが4種類あり、様々な味を楽しめます。


クローゼットの中には、ルームウェアと浴衣、羽織が。

女性の浴衣には伊達締め・着付け用のマジックベルトがありました。長時間着ていると着崩れてしまうので、マジックベルトがあるのはとても嬉しく、配慮があるなと感じます。

クローゼットの横には、デスクスペースが備わっていました。
熱海の天然温泉&サウナを貸切で楽しむ


ガラスの階段で1階に降りると、サウナ付の貸切温泉があります。狩野智宏氏による「ガラスのオブジェ」が幻想的な雰囲気を演出していて、おすすめのフォトスポットの一つ。奥にあるコンクリートの扉が入口。隠れ家のようでワクワクします。

美肌効果があると言われる熱海温泉の大浴場は、当日予約制。1組50分、無料で貸切可能です。泉質は、カルシウム・ナトリウム―塩化物泉。入浴後もぽかぽかと温かさが続く、熱海の優しい温泉が楽しめます。ドライサウナもあるので、プライベートに整うことができます。


パウダールームも広々としており、アメニティも充実。

入浴後は、備え付けのお水やビール、コーヒー牛乳で水分補給。こちらの冷蔵庫内の飲み物は自由にいただけます。
隠れ家のようなBARで特別な時間を

チェックイン・チェックアウトは2階のラウンジ・ダイニングにて行います。

「JAPANESE ROOM/和室/爽和・さわ」と「WESTERN ROOM /洋室/尚山・しょうざん」に宿泊するゲストは、こちらのラウンジ・ダイニングにて夕朝食をいただきます。「熱海海上花火大会」が開催される時には、大きな窓から大迫力の花火を堪能できるそう。

“美しき熱海の海に繋がる青と白”というテーマを大事にしているので、お料理に使われる器も瑞々しさを演出するものが多く使われています。


壁際には、実際にお料理に使われるお皿やガラス、系列のふふオリジナルスーベニアブランド「FUFU JAPAN SELECTION」のプロダクトなどが展示・販売されていました。

ダイニングの奥にはひっそりとした扉があります。「山しな茶屋」と記されているのみで、一見すると気付かない人もいるかもしれません。こちらは、チェックイン後17時から利用できるBARとなっています。

豊富なリカー類がズラリと並び、ワインも各種取り揃えているので、アペリティフや食後の一杯を楽しめます。窓越しに花火が見えるさまは迫力満点!
4室のみのスモールラグジュアリーリゾートで、広々としたお部屋と温泉、美食を楽しめる「ATAMI 海峯楼」。水や光を感じる幻想的なアート作品と共に、刻々と表情を変える雄大な海に抱かれるひとときを過ごしてみませんか。


