山岳リゾートホテルと聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?登山を楽しむために滞在するコテージでしょうか、あるいはウィンタースポーツの拠点となるホテルでしょうか。
今回はそんなイメージとは全く違う、ホテル自体を楽しむ貴賓に溢れた山岳リゾートホテルをご紹介します。
今回ご紹介する「上高地帝国ホテル」は年間120万もの人々が訪れる、日本を代表する避暑地「上高地」のシンボル的存在として、昭和8年に開業しました。
日本初の本格的山岳リゾートホテルとしてオープンした上高地帝国ホテルは、創業当時から変わらない、赤い三角の屋根と丸太小屋風の外見が目印です。
このホテルのシンボルは何といってもロビーに飾られたマントルピース。上高地帝国ホテルに着いた私達を堂々とした姿で出迎えてくれます。
チェックイン後はマントルピースを中心とした、ロビーラウンジで一息つくのはいかがでしょうか。
オススメは上高地の湧水で入れたコーヒー。帝国ホテル伝統のスイーツと一緒に頂けば、きっと旅の疲れを癒してくれることでしょう。
マントルピースは夕刻になるタイミングで炎が灯され、運が良ければ火付けのタイミングに遭遇できるかもしれません。
上高地帝国ホテルにはそれぞれ趣のある客室が全74室。
ベランダが付いた客室や、屋根裏風の客室等、好みに合わせてお選び頂けます。
今回はそんな中でも家族利用に人気の高い「2ベッドルームスイート」をご紹介します。
2つのベッドルームの間に共同のリビングルームがあるこの客室は、程よいプライベート空間が保たれているため、2世帯での滞在にも最適です。また角部屋に位地しており、お部屋を囲むように専用ベランダが備え付けられているのも特徴。広々としたベランダに出れば、上高地の澄んだ空気を自分達だけの空間で堪能することができます。
ゆっくりお部屋で休んだ後は、お待ちかねの夕食。
せっかく上高地帝国ホテルに宿泊するのであれば、夕食はダイニングルームでフレンチのフルコースをいただきましょう。