

最近、とくに気になるのが、ミュールの履き方です。これから夏に向けて、ミュールを履く人も増えると思うので、注意してください。ミュールは、ペッタンコ、ペッタンコラ、ペタペタ歩いてはいけません。
結婚式やパーティに、ドレスを着てミュールを履いている人を見かけますが、この組み合わせはダメ。
ミュールはあくまでつっかけですからね。正式なところでは、バックルがあるか、かかとがあるものにするべきです。
時々、バックルが伸びてひもがヒールのところに落ちて、ペタペタ歩いている人がいます。まったくナンセンス。
イタリアのミラノなんかでは、短いパンツにミュールを履いて、毛皮をはおっているマダムもいるけれど、ミュールをうまく着こなせるのはファションの上級者。見事に履きこなすのは、相当難しいものです。
やっぱり、ミュールはリゾートで履くもの。ディナーに細身のリゾートドレスを着て、すらっとした足、しかも日焼けした足が見えたりすると「あら、ステキ!」と思います。
でも、結婚式やパーティにロングドレスを着て、ミュールを履き、かかとに当たって、ペッタラ、ペッタラ歩いていたらどうですか。しかも、背筋も膝も曲がっていたら――。
それこそ、素敵な男性に出会っても、誰も誘ってくれませんよ。たとえ、どんなにきれいにメークしていても。このようなことを男性もとても気にしていることを忘れないでくださいね。
昔から、「足元でその人がわかる」と言うでしょう。足元をまず見るのですから、十分、気を配りましょう。着物のときの草履も同じことです。
また、足の先が開いている靴を履くのなら、爪の手入れは必須。これはマナーです。トータルで素敵な女性になりましょう。トータルコーディネイトが大事なのは、男性も同じです。
東京生まれ。セツモードセミナー卒。高校在学中に二科展入選、イラストレーターを経てスタイリストに。