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一期一会

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[ VOL.9 ]

どんなに素敵なドレスを着ても、背筋が曲がっていたら興ざめです。背筋にものさしを入れたように、スーとのばした状態でドレスを着てほしい。

ドレスは「どお、私きれいでしょ」と思って着ないのなら、着ないほうがいい。そうやって着るのが、ドレスです。外国の人は、そういう意識を持って着ているから、似合っているのです。


それなのに、背中を丸めて、しょぼくれて着ていると、貧乏くさく見えてしまいます。ドレスを着るからには、背筋をのばして、颯爽と歩いてください。それだけで、着慣れている感がでて格好よく見えますよ。

また、ヒールを履いたときの歩き方が下手な人が多いですね。内股でペタペタ歩いている人を見かけますが、みっともないですよ。ヒールで歩く時は、足を少しだけ外股にして、カッカッと蹴り出すように歩くときれいですよ。

膝を伸ばして歩くと、さらに美しい。背中が曲がって、膝が曲がって、内股になって、つま先からトコトコトコと歩いている姿を想像してください。どうですか。こんな歩き方しかできないのなら、いっそハイヒールはやめましょう。どうせハイヒールを履くならば、美しく、格好よく履きたいものですね。女っぷりも上がります。

その時に、髪型もシュミレーションしましょう。ドレスだからアップと決め付けていいのか、自分に問うてみる。普段の髪型が一番似合っていると思うのなら、その髪型をいつもより丁寧にきれいにブロウして行くといいのではありませんか。

アップにするのなら、自分の顔や洋服に合ったものになるように、研究してください。ドレスだから、アップにしなければいけないという固定観念にとらわれなくていいと思います。 自分を一番美しく見せることを考えましょう。






東京生まれ。セツモードセミナー卒。高校在学中に二科展入選、イラストレーターを経てスタイリストに。
有限会社 えなみ眞理子事務所 代表
コマーシャル、雑誌、映画等のスタイリング及び衣装デザインで活躍。そのかたわら、人気ブランドのスーパーバイザー等の仕事もこなす。今迄に於いて手掛けたコマーシャルの作品数はすでに1000本を超える。



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