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一期一会

えなみ眞理子 ファッション・イノベーションえなみ眞理子 ファッション・イノベーション



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[ VOL.7 ]

以前、結婚式のコーディネイトの仕事を したことがあります。その時に、びっくりしたのが、多くの人が黒を着ていたことです。冠婚葬祭用に黒のワンピースと上着のアンサンブルを買って、アクセサリーを結婚式用と葬儀用に変えているとしか思えない状態でした。

男性は黒のタキシードやスーツで来ることは簡単に想像できます。でも、女性も黒の地味な装いだと、せっかくのハレの日なのにと悲しくなってしまいます。


もう少し明るい色、若い女の子ならうすいピンクでもいいし、うすいブルーもきれい。華やかなものが、結婚式には合いますね。今はそういうドレスも手ごろな値段で売っているので、ぜひ探してほしい。

黒のドレスは、うまく着こなせるとそれは素敵ですが、黒というのは大変難しい。日本人は髪が黒というのも、沈みがちになる要因です。金髪や赤毛だと、明るくなるし、黒に映えます。日本人は最初からハンディがあるのですから、黒を着るときは、よほど考えてコーディネイトしたいですね。

しかも、黒のドレスは若いと似合わない場合も多いのです。年を経て、素敵に黒が着こなせるまで、明るい色を着ることをお勧めします。
また、華やかさを持っている人は黒が似合いますが、そうでないと思う人は、はっきり言いますが、黒はやめたほうがいい。ほかの色でチャレンジしてみてはどうですか。
最近の結婚式場は、とくに地方は、雰囲気を盛り上げるようにうまく作ってある。メルヘンチックなものとか、まるでギリシャのような真っ白の建物で、真っ青な空が似合いそうなところなどもあります。イタリアのコモ湖の別荘なの? というものまでできています。

そこに黒の男女の集団が登場しては、マッチしないと思いませんか。「えっー、今日は結婚式だったよね」と不安になります。
日本人は肌がきれいなので、顔映りのいい、明るい色を選ぶといいと思います。
若い人は、手ごろな値段でデザインのいい、明るいドレスを見つけましょう。華やかにするからといって、髪に羽や飾りをつけすぎるのはよろしくない! メークやヘアスタイルは普段より少し華やかにするくらいでOKです。ある年齢以上の方は、ベージュなど明るい色のスーツに、きれいな大きめのコサージュをつけたり、ネックレスを多めにジャラジャラとつけたりと、品よく華やかにアレンジすることを心がけてはいかがでしょうか。






東京生まれ。セツモードセミナー卒。高校在学中に二科展入選、イラストレーターを経てスタイリストに。
有限会社 えなみ眞理子事務所 代表
コマーシャル、雑誌、映画等のスタイリング及び衣装デザインで活躍。そのかたわら、人気ブランドのスーパーバイザー等の仕事もこなす。今迄に於いて手掛けたコマーシャルの作品数はすでに1000本を超える。



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