

私にとって何より大きな出会いは、「娘」との出会いです。この世にいなかった人間が、私の元にやってきてくれたわけですから。夫との出会いより、インパクトがあります。(笑)
今、9歳です。毎日見ているとなかなか変化に気付かないんですが、ふっと立ち止まると、いつの間にこんなに大きくなったんだろうと思います。
子どもを育てる中で、知らず知らずのうちに、私も変わった部分があるかもしれません。それまでは自分が中心でしたが、子どもがいると、そうはいかない。夫のためには自分を犠牲にできないかもしれないけれど、子どものためなら……どうなんでしょうね。(笑)
娘のおかげで、本当に癒されています。なかでも寝顔が、最高の癒し。口をあけて無防備な格好で寝ている姿が、なんともいえないですね。
家では台詞の練習の相手になってくれます。台詞を通して、新しい言葉を覚える場合もあるみたいです。
いつだったか、「ママ、裁判ってどういうものなの?」と聞かれました。「ちょっと待って。
今、覚えているところだから、質問は後にして」(笑)……そんな感じです。
寝かしつけるときも絵本の読み聞かせの代わりに、ずっと台詞を聞かせていました。今でも「台詞が一番、寝られるんだよね」と言っていますよ。「そろそろ寝るから、台詞言って」とか。(笑)
時間が足りないので、舞台の前には、ご飯を作りながら歌を覚えます。すると娘も一緒に覚えて、歌ってくれるんです。子どもって、覚えるのが早いですね。たぶん彼女なりに、私を応援したい、何か助けられればいいな、という気持ちがあるんでしょうね。
娘にはなんでも話しますが、仕事の話をすると、すごく喜びます。大人の世界を垣間見たい年頃かもしれませんね。だからといって、女優という仕事に興味があるかというと、違います。ネイリストになりたいと言ってみたり、モデルになりたいとか。将来の夢は、コロコロ変わりますが、いろいろと夢を持ってほしいですね。
