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一期一会

優香優香 心に残る出会い



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2. 人との不思議な縁


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人との出会いは、後から考えると「つながっていたんだな」と思うことが多いですね。

たとえば、志村けんさん。私が小学校5年生のとき、当時高校生だった上の姉が、たまたま『志村けんのだいじょうぶだぁ』の公開録画に遊びに行ったんです。普段は行かないんですけどね。そうしたらルーレットマンというコーナーで姉に当たって、舞台にあがって志村さんとやりとりしているんです。まさか私が、『だいじょうぶだぁ』で、長く一緒にお仕事をさせていただくようになるなんて思ってもいないですから、不思議です。

芸能界に入る前、テレビを見ながら、理由はわからないけれど、「あっ、この人と知り合いになる」と思う瞬間がありました。後に、実際お友だちになったんですよ。それも私から近づいたのではなく、運命というか……やっぱり縁があったんでしょうね。

優香 イメージ2今の仕事と巡りあったことも、私にとっては大きな出会いです。ときどき「何のために仕事をしているのか」なんて、考えたりしてしまいます。そんなときは、出かける前に、うちの犬に向かって「おまえのエサを稼ぐために、働いてくるよ」って(笑)、言うんです。
「仕事が生きがいです」とか、「お芝居をしているのが楽しくって」という言葉を聞くと、「私ってそこまでの強い気持ちがないのかもしれない」と思ってしまいます。だったら私は、本当は何をしたいのか、何のために生きているのか――いつも考えていますね。いろいろ思い悩むなかで、「今の仕事、向いていないのかな」と、ちょっぴりマイナスの気持ちになることもありました。そんなときに、「やっぱり優香がいてくれないと困るよ」と言ってくれる人がいて、その一言で、自分を立て直せました。

人は、他人から求められると幸せですね。恋人もそうだし、家族もそうだし、仕事でも同じ。求められるから、頑張れる。私、道でたまたま会った人から「ファンなんです」と言われただけで、その日一日、心から嬉しいと感じるし、明日も頑張ろうと思います。

タレントという仕事と出会って、今も続けていられるのは、「人に喜ばれたい」という思いがあるからでしょう。友達からも、「優香がいると楽しい」と感じてもらえたら嬉しいですね。仕事の場でも、プライベートでも、目立つわけでもないし、そんなにしゃべらないけれど、いてくれると楽になるという存在になれたらいいな、と思います。


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優香

優香優香(ゆうか)
1980年、東京都生まれ。池袋でスカウトされて芸能界に入る。「優香」という名前は、雑誌とインターネットで公募し、17,000人の中から選ばれた。2004年、NHK大河ドラマ『新選組!』でヒロイン役を演じた。2006年には映画『輪廻』で主演。テレビ番組『王様のブランチ』(TBS系)、『グータンヌーボ』(CX系)などで活躍中。現在、ボイスキャストとして出演の映画『ストリングス〜愛と絆の旅路〜』が全国で公開中



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