

無事に結婚式と披露宴を7月24日に済ませることができました。昨年8月の入籍からほぼ1年経ってしまいましたが、その日が近づくにつれて、ワクワク感が高まっていくばかりで、しんみりする気持ちは、当日に至ってもなかったですね。チャペルでの式から披露宴までずっと、私ひとりお祭りみたいにテンションが高くて(笑)。周りの人には「もっと泣くかと思ったぁ〜」なんて言われました。当日だけではなく前日も、運動会前の子どものような、大きなイベントを心待ちにするときの興奮状態でした。
400人以上もの方が出席してくださいました。本当にいい披露宴になったのですが、作家の村上龍さんからいただいた祝辞には、胸がじんとしました。「よく『幸せになってください』と言うけれども、幸せというのは、やりたいことができていることじゃないだろうか。あなたは芸能界、坂田君はプロレス界でやりたいことを見つけて、それができている。それこそが幸せなのだから、無理にこれから二人で幸せになっていこうなどと気負わずに、好きなことを続けながら頑張ってください」というような内容でした。
大勢が集まる場所が好きじゃない龍さんが、出席してくださったことが嬉しくて、さらに素敵な祝辞をいただけたことがありがたかったですね。来てくださった方ひとりひとりにそういう思いがあります。とにかく好きな人ばかりが集まってくださいました。こんな幸せなことないなと思ったら、どこを見ても、誰を見てもウキウキしてしまって、カラっと晴れやかな気持ちでした。
今は「よし、仕事頑張ろう」という気持ちですね。プライベートは落ち着いたから、これで仕事に集中できます。次に控えている仕事は舞台なんです。しかも地元、下北沢の本多劇場で9月16日から10月19日、ナイロン100℃の舞台『シャープさんフラットさん』に出演させていただきます。
作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんとご一緒するのは今回が初めて。役者陣がホワイトチームとブラックチームの2チームに分かれてのダブルキャストです。私はブラックチームですが、お互いの稽古を見たことがないんですね。微妙にいろいろと違うらしいし、どうやら結末も違うみたい。サナトリウムを舞台に、ケラさんがモデルではないかと思われる構成作家と、そこに暮らす人だったり、職員だったりのドタバタ劇で、笑いについて考える、という内容です。
舞台はこれでまだ8回目ですが、やはりお客さんの前で演じるのはいい刺激になります。もちろん稽古場の段階から、恥ずかしい思いもたくさんしますよ。私自身がコンプレックスに感じているところを、みんなの前で引きずり出されて言われることもあるし、痛いところ衝かれることもあります。でも、そうやって今の自分の実力やイメージと向き合わなければいけないからこそ、成長もできるし、自分を知るためにはすごくいい仕事だな、と思います。かっこつけや誤魔化しの効かない世界です。
舞台公演中にはお客さんのアンケートを毎日読むんです。みなさん、お金を払って時間を割いてきてくださるのだから、嘘なく本心で書いてくれているのだと思います。厳しい意見が書かれている場合もたくさんありますよ。でも、それでは落ち込みませんね。「あ、そうかぁ」と納得したり、「こういう意見があったのですが、どうでしょうね」と演出家に相談したりします。やはり私がお客さんの立場だとしたら、払った分だけ見せてほしいと思いますから、一所懸命やらないと。
先輩からは「舞台はやっていったほうがいいよ」「体が大きいし、舞台栄えするから」とよく言っていただきます。お芝居はもちろん、映画やテレビドラマも、今はいろいろ場数を重ねてやっていきたいと思っています。
