

私を女性誌などで「憧れの女性」と書いてくださったりもしますが、そう書かれると、周りの男の子たちに「お前なんかに変に憧れられたら、俺たち男にすごく迷惑がかかる」と言われます。お前みたいな女がこれ以上増えたら困るって。(笑)
たぶん世間の女性たちがそう見てくれるのは、私が果てしなく楽しそうに見えるからなんだと思うの。そうでありながら、結婚していたり、離婚していたり、子どももいたりするから、完全に浮世離れしているふうでもないし、全然”天然”じゃないし。その両方のバランスがいいと思ってくれているのかもしれない。
自然体とか正直とか、状況に逆らわないように見えるんでしょうかね。まぁ、たしかに、現状とまったく逆のことはやらないし、すごく身分不相応なことを夢見たりもしないですね。ブラッド・ピットのことを本気で好きになったりもしないし(笑)。とにかく無理なことはしない。すべてに”ゆるめ”が好きですね。バラエティ番組をやるときだけは、あまりゆるいのは好きではないのですが、それ以外はゆるいほうが好き。
私、意志はすごく強いんですけど、やる気がない(笑)。いえ、やる気がないんじゃなくて、たとえば、もっと得をしたいとか、もっとお金がほしいとか、そういう欲がないんです。欲張りではあるんですよ。ただ、何に対して欲張りかというと、”ボーイフレンド独り占め”とか、そういうところなんです。子どもなんですよね、頭の中が。志向が。それも、実現可能な範囲で。
よくレジ前で、子どもが何かをねだって泣いていたりするでしょ? 親は買えないわけではないのだけれど、躾として「それはダメ」と一応言う。でも、子どもは買えないわけじゃないのを知っていて「だってぇ〜!」と食い下がる。その子どもと一緒で、状況を見て、わがままを言うタイプ。叶わない場所では言ったりしないんです。(笑)
そう、ずる賢いところがありますね。子どものころからずっとそうだったかもしれません。父親を独占するために、母親を陥れたりとか(笑)。そんなことばっかりやってた。そういうところ、なぜか周りの女の子たちには見破られてしまって、いつも怒られるんですけどね。「チャラチャラしてるよね」って。
自分に心地よいもの、心地よい人が好き、頑張れることと頑張れないことの差が激しい。我慢とかがほんとにできない。
そんなに桁外れに非常識ではないので、ぎりぎり平気ではあるのですが、これまで取材で、二言目には「大人なので」と発言していたのも、たぶん全部嘘だったことが判明しちゃいましたね。(笑)
東京都生まれ。原宿でスカウトされ、モデルとして活動。その後、舞台・テレビと活動の幅を広げ、88年にバンド「FAIRCHILD」を結成し、ボーカルと作詞を担当。91年『ダウンタウンのごっつええ感じ』のレギュラー出演でブレイクし、その後はタレント活動中心となる。現在はバライティ番組などテレビ出演をするほか、映画、CM、雑誌では連載コラムの執筆など、幅広く活躍している。飾らないナチュラルな魅力と独自のファッションセンスで、男女問わず高い人気を得ている。
08年6月『歩いても 歩いても』が全国ロードショー公開。