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米倉涼子 大波がやってきた
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[3]気づいたら“男前”に

米倉涼子 イメージ1 デビューした頃は、「かっこよくなりたい」と言っていましたが、疲れました(笑)。「男らしくなりたい」とも、よく言っていました。そうしたらいつの間にか、本当に“男前”になっちゃいました。

小学校の頃からずっと、「なんで男って楽なんだろう」「なんで男の人って、女みたいにネチネチしていないんだろう」と思っていたんです。

「女なんだから」とか「女ってこうなんだよ」と言われるのがすごくイヤで、「私も男みたいになりたい」って思ってましたよ。
小学校、中学校、高校と、ずっとね。たぶん、バカにされたくない、と思っていたんでしょう。ドラマの収録が始まると、プライベートでの言葉遣いが男みたいになるって、友達に言われました。のほほんとしているのが、私にとっての「女優」のイメージですが、私はできない。“男前”で潔いほうが、自分にとって楽ですね。

実は私、昔はすごく泣き虫だったんです。無視されると泣いていたし、恋の悩みでも泣いていました。けっこう被害妄想もあったし、落ち込み始めると、どんどん落ち込んでしまう。でもそれでは、仕事をやっていけませんから、ものごとを楽観的に見られる強さ、いやなことも吐き捨てる力があれば楽だと、覚えてしまったんですね。今はまったく泣きません(笑)。

米倉涼子 イメージ2 以前、夏木マリさんの本をいただいたとき、「怖いから強くあろうとする」というくだりを読んで、「すごくわかる」と共感しました。私は攻略法を身につけ、強くなったんだと思います。人見知りなんですが、つとめて自分のほうから挨拶をしたり、話しかけます。そうやっていると、いつの間にか身について、自分のものになっています。おかげで今は人から、「本当にいつも元気だな」「活発だね」と言われます。自分の意志で、そういうふうになったんだと思います。

でもここまで男前になってしまうとねぇ(笑)。それもどうかと思いますけどね。30歳を過ぎた頃から、私が女であることは間違いないんだから、女らしいと思ってもらえたほうがいいのかな、と考えるようになりました。少なくともプライベートでは、女の子でいたいなって。今さらもう遅いんですけどね。(笑)


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米倉涼子
米倉涼子 ― よねくら りょうこ ―
1975年、神奈川県生まれ。92年、第6回『全日本国民的美少女コンテスト』の審査員特別賞を受賞し、93年にモデルとしてデビュー。ファッション雑誌『CanCam』などでトップモデルとして活躍する。99年に「女優宣言」を発表し、以後、女優としてテレビドラマ・CMなどに多数出演。特に松本清張3部作、「黒革の手帖」「けものみち」「松本清張 わるいやつら」では悪女役を好演し話題に。テレビ・舞台などで活躍している。テレビ朝日系列にて現在放送中の「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」では初の刑事役を好演中。
米倉涼子 オフィシャルサイト






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