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一期一会
扉の向こう


 

ロアラブッシュ はじめまして、ZACです。

コートの襟を立てたくなるぐらいひんやりとしてきた秋の夕刻。東京、青山。骨董通りから路地を入り、閑静な住宅街を歩いていくと、ボンヤリと柔らかなオレンジ色と不思議な形をした屋根が見えてきた。

ちょうど車が1台寄せられるポーチ。扉の前には、端正な顔立ちの男性の姿。「はじめまして、ZACです。お待ちしておりました。」今日、お話を伺うZACさんにさっそく玄関で迎えられた。不思議な屋根の下はここか…と、エントランスをくぐる。2階への螺旋階段を目で追うと、静かな光を放つシャンデリア。「個人の邸宅をレストランとして改築して、最初の頃はここがダイニングスペースだったんです。」歩を進めると「ギュッ」と、なんだか懐かしい音が床から響いてくる。

メインダイニングではピアノの生演奏やソフトジャズなどが流れています。

ロアラブッシュ レストランのメインダイニングは1階。オフホワイトを基調にしたテーブル席が心地良いダウンライトに照らされている。いずれの席からも中庭が望めるが、噴水から流れる水を眺めていると、時を忘れそうになる。クリスマスのイルミネーションが灯ると、家庭的で温かい光に包まれるそうだ。メインダイニングではピアノの生演奏やソフトジャズなどが流れている。

「青山や渋谷という場所から程近いフレンチレストランですので、時にとても緊張されているお客様もいらっしゃいます。いち早くアットホームでフレンドリーな空気に慣れて頂きたい、その一心でBIGスマイルでお迎えすることを常に心がけています。」ZACさんはこれまでにいくつかのレストランでサービスをしてきたが、ロアラブッシュの雰囲気はとにかく特別、と教えてくれる。

お食事されるシチュエーションやご希望など、何でもお聞かせください。

ロアラブッシュ 外観 「ご予約の段階でお食事されるシチュエーションやご希望など、何でもぜひお聞かせください。サービスという一言では表現しきれませんが、私たちは多くの場面でお客様のお手伝いをさせて頂けると思うのです。」なるほど、ZACさん達をコンシェルジュだと思っていろんなことを相談すればいいのだろう。

ロアラブッシュには、プライベートな空間というよりも「個性的な部屋」と解釈した方がよい個室が全部で9つある。「この“ポンセ”という個室は、この建物の中でも最も歴史のあるお部屋のひとつです。2名様からご利用いただけます。」大きな個室もあるので、大人数や接待などの時にぜひ利用したい。

ロアラブッシュ 外観 「“写真を一緒に撮りましょうよ。”とお客様におっしゃって頂くことがあります。シェフも呼んで、一緒のフレームに喜んで入るんですけどね。」お客様に喜んで頂けている!と確信できる瞬間であろう。想い出に残る記念の1ページ、というメニューはどこにも載っていない。しかし、ロアラブッシュのスタッフの心とサービスが、そのメニューをリクエストさせてしまう。いい意味で“カタ破り”なのかもしれないが、そのフレキシビリティがロアラブッシュの素敵なところ、ごく自然にそう思えた。





最後に、一休会員のみなさまにメッセージをお願いします。
ロアラブッシュ

お越しいただくなら、これからのクリスマスシーズンが、一年を通じてロアラブッシュが最も輝く時期です。忘れられない、素敵な時間をお過ごしください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。

「外国風ですけど」と満面の笑みを浮かべながら両手で別れ際に握手をしてくれたZACさん。ハードの個性には絶対に負けない、温かいサービスとちょっとしたサプライズを演出してくれる心意気が扉の向こうにある。

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