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一期一会
扉の向こう


 

“緊張させない笑顔”が最上の隠し味

ガストロノミー ジョエル・ロブション 支配人 秋の東京、恵比寿。あいにくの雨模様。
ガーデンプレイスの中央にあるシャトーに近づくと、木漏れ日のように優しいシャンデリアの光が目に飛び込んできた。

扉を入ると、スッとタオルが差し出された。
「どうぞ、こちらで雨をお拭きください。」雨で濡れた私の肩口を気づかいながら、落ち着いた声で迎えてくれた。今日、お話を伺うメートルの松澤さん、その人だった。


ガストロノミー ジョエル・ロブション 支配人 一息ついて、螺旋階段をあがり、2階に案内される。ダイニングの扉の向かいに、「ルージュバー」というサインが見える。 「ルージュバーは、通常のバーとしてご利用いただけるほかに、レストランで食事をされる前に食前酒を楽しんで頂いたり、お待ち合わせのウェイティングスペースとしてもご利用いただけます。」黒のソファに映える真紅の内装。バーカウンターの奥に揺らめくオイルキャンドルの炎が幻想的だ。




ガストロノミー ジョエル・ロブション 外観 そしてダイニング。
バカラのシャンデリアが静かに煌く、シャンパンゴールドとブラックのコントラストが絶妙な空間に、少し息をのむ。「お席のご希望はお客様によって様々です。特徴としては、どこの席からもレストランの中央が見えるようにテーブルと椅子が配されています。サービススタッフの立ち振る舞いをご覧頂くのも、レストランでお食事をされるときのひとつの愉しみだと思います。」ヨーロッパでは、シャンデリアの真下が特等席とされることが多いとのこと。

笑顔や会話をなによりも大切に考えています

ガストロノミー ジョエル・ロブション 外観 「お席にご案内してから、ソムリエ、メートルと伺いますが、私たちはお客様にリラックスして頂けるように、笑顔や会話をなによりも大切に考えています。シャトーレストランでお食事をお楽しみ頂くには、なによりも家庭的な温かい雰囲気が合います。家庭の食卓を思い起こしてみると緊張しながら食事をすることはあまりないですよね。」なるほど、松澤さんの話に自然と頷いてしまう。

一休会員のお客様アンケートで、「女性がドレスアップしたい場合に洋服の色が気になる」というご意見があったので、聞いてみた。「お席が黒ですので、どのような色でも映えるとおもいます。また、座っている時は気がつかないのですが、フロア全体がシャンパンゴールドですので、黒のお洋服も非常に綺麗です。もちろん、お着物のお客様もいらっしゃいます。お客様ご自身のお気に入りでお越しください。」

ガストロノミー ジョエル・ロブション 外観 料理について話を進めてみた。 「お料理に関しては、まずお客様のお召し上がりになる量をお伺いしています。おすすめは1人約18皿におよぶ様々な料理を小皿で提供するという独創的なスタイルのコースですが、お皿の数を少なくしたり、コースによっては一皿のポーションを小さくしたりすることも可能ですので、ぜひ私たちにご相談ください。」

ワインも豊富に取り揃えていますので、ソムリエと楽しくご相談ください

「もちろん、お酒をお飲みになられないお客様もウェルカムです。ノンアルコールのカクテルや、お食事の際はミネラルウォーターをご用意いたします。『アルコールが飲めないから』とは言わず、ぜひお越しください。」

お客様の年齢層は、ランチが30代から60代の女性が中心。ディナーは、30代から50代のカップルが多いが、ビジネスでの利用も見受けられるとのこと。カップルに限らず、やはり記念日を優雅に過ごされることが多いようだ。「先日も“娘に招待されて来ました”というご夫婦とその娘さんというテーブルがありました。初めてのお給料でご両親にプレゼントらしく、娘さんは気恥ずかしそうでしたが、ご両親は満面の笑みでお食事されていたのが印象的でしたね。」

最後に、一休会員のみなさまにメッセージをお願いします

ガストロノミー ジョエル・ロブション 個室 「フランス料理といえば、堅苦しいイメージがありますが、私たちは心温まるリラックスした雰囲気でお召し上がり頂けるようにいつも心がけています。ロブション氏による「素晴らしい料理」をぜひゆっくりとお楽しみください。お待ちしております。」
非常に落ち着いたトーンと包み込むような笑顔がとても印象的な松澤さん。記念日に限らず、楽しく優雅な食事のとき、とっても心強く素敵な笑顔が扉の向こうにある。

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