

「先程のお箸のお話ですが」勝山さんがゆっくりと語りだした。「レストランのグランシェフのクロード・セガールは、とても日本に造詣の深い人で、奥様も日本の方です。そのような背景もあり、ラリアンスの料理を“フランコ・ジャポネ”と表現しています。」
フランコ・ジャポネ、聞きなじみのないコトバである。
「フランスのエスプリ(神髄)と日本の独特な食材に“愛”というソースを絡めてご提供する料理です。」
“愛というソース”と“愛情を込める”とは何か違いがあるのだろうか。「ラリアンスが考える“愛”とは、サービスする側が真心をお客様に尽くすというマインドのことをなのですが、それはすなわちお客様が何を求めるかを考えて料理、サービスを提供していくことなんです。食べたいと思った料理があれば、必ずご相談ください。」
国境を越えた食と文化のマリアージュ。

フレンチと和に愛を込めて。国境を越えた食と文化のマリアージュ。なるほど、フォーク、ナイフと一緒にお箸がなにげなく並んでいる姿も妙にうなずける。「実はこれ、フランス製のお箸なんですよ。」予想外だった勝山さんの一言にちょっと驚く。
一休会員の皆様も気になるレストランの雰囲気をたずねた。「ゆったりとした開放感や、利便性に加えて、清潔感をとても大事にしています。1年に複数回いらっしゃるお客様も非常に多いのですが、ディナータイムは接待や記念日の利用が多く、最近ではHappy Retirementのお祝いでご利用が多いですね。男性ですと30代以上、女性は20代後半から幅広くお越しになります。」
Happy Retirementとは、退職祝いとでも表現するのだろうか。
「ラウンジは、食後にゆったりとした時間をお過ごしいただく空間です。ちょっとしたサービスとして、タロット占いをお楽しみ頂ける時もあるんです。」
女性のハートをつかむ、隠れた演出があるのも素敵である。

ラリアンスの料理は、軽くて淡い、インパクトの少ない料理です。決して印象に残らないということではないんです。ガツンと重たい食事でなく、ラリアンスらしい“優しい味”をご提供できるように心がけておりますので、ご来店いただく度に新しい発見をしていただけると思うんです。
シェフ、パティシエ、ソムリエ、そして非常に元気な若いスタッフ一同、心よりご来店お待ちしています。
玄関先で、不思議なロゴマークについて勝山さんに尋ねてみた。「L'AllianceのLとAがこのように」と私の腕を取って組んできた。ドキっとさせられながらも、その優しい笑顔の奥にフランコ・ジャポネの想いを垣間見た感じがした。
