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正平荘の厨房には生け簀が設けられ、駿河湾でとれたカサゴやヒラメ、カワハギなどに加え、狩野川の鮎やハモなどが、調理の間際まで泳いでいる。山の幸は駕茂茄子や蕪など季節の野菜を中心に、素材の持ち味を活かしたうす味で炊かれている。 食前酒から始まって、止め椀まで約13品。基本は京風懐石だが、正平荘のコース料理には、必ず一品フレンチ風の洋皿料理が組み込まれている。料理を引き立てる器は、備前焼や有田焼、九谷焼、清水焼など。湯豆腐には京都「たる源」の桶を使い、椀には輪島塗のものと、料理同様のこだわりを見せる。 |















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